[]超話題の小説「もしドラ」をまとめてみた

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を結構前に読んだんだけど、知り合いに貸してたのが帰ってきたからまとめとく。

「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれるピーター・ドラッカー。(自分は知らなかったんだけどw)

そもそもこの本、紹介されて呼んだんだけど、大正解。
抵抗感のある表紙からは全く想像つかない、超まじめな本です。

ぐっと来た文章とか、思った事をまとめておきます。(自分のために)

もしドラのココにぐっと来た!】
以下の様なドラッカーの有名な言葉の具体例を、野球部のマネージャーという視点から
分かりやすく実戦形式で小説化している点がぐっと来た。
・「顧客とは誰か」の問こそ、個々の企業の指名を定義する上で最も重要な問である。
・マネジメントは生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果をあげさせなければならない。
イノベーションの戦略は既存のものは全て陳腐化すると仮定する。したがって既存事業についての戦略の指針が、より良くより多くのものであるとすればイノベーションについての戦略の指針は、より新しくより違ったもので無ければならない。
イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てる事である。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しい物のために解放できる。
・組織には、それ以下では存続できないという最小規模の限界が産業別市場別にある。逆に、それを超えると、以下にマネジメントしようとも繁栄を続けられなくなるという最大規模の限度がある。
市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
・仕事のためではなく成果のために働き、贅肉ではなく力をつけ、過去ではなく未来のために働く能力と意欲を生み出さなければならない。
・顧客が求めている事を行う。顧客が価値有りとし、必要とし、求めているものからスタートさせる。
などなど、書ききれないし、書いていいのかも分からないのでこの辺で。

とにかくオススメの一冊。


更に深く読む人はこっちも。